カブ漬け下漬け。


村上市さんぽく地区小俣で、毎年大好評な「そば祭り」。

今年もお手伝いさせてもらいました。

私以外全員先生!ゴージャス!!!

10割そばをなんとか上手く打てるようになった頃、コウスケ先生とカブ収穫の約束をしました。

 

2日後の朝!

コウスケさんの母ちゃんが、農女ファッション一式くれた!

neoボシ、neoボシ、ボシ、腕カバー。全部手作りだウワー☆

テンション上がる~!!!

 

neoボシ被って、早速作業開始!

 

やっぱコウスケさんの赤カブは立派だわあ。

採った矢先に根と葉を鎌で切り落とします。すっごい切れ味です、コウスケ母ちゃんの鎌。

 

又助さんも手伝いに来てくれて、袋3つパンパンにカブが詰まった頃、

きゅうけーい。

 

実は今日の私、コウスケさんのカブを生業の里などに売れば張り合いもあるじゃないの?という思いから来たわけだったんだけど、

コウスケ母ちゃん、「みんなにやるため作ってんだ。金なら十分あるさげ。あはははは!」

と冗談(たぶん)の切れ味まで最高にいい。

余計なお世話な思いだったなーと思い、この時間から学ぶぞモードに切り替えた。

 

「小さなカブも大事にとっておけば、これからまた大きくなって冬越える。作物は子供と一緒なんだ。覚えておけよ」

「肝心なのは、芽が出てあずき粒くらいの芽の頃によーく見ることだ。」など様々な肝心要を教えてくれるコウスケさん。

 

「若いんだから、しっかりここの味を自分で作れるようになりなさいよー」と母ちゃん。

 

がってんだ!このカブで、一通りやってみます!

 

帰って、カブを一個一個洗って、根のくぼみやヘタを包丁で削ぎます。

寒いのにそこにたまたま居合わせちゃって(笑)手伝ってくれた母ちゃんたちが、「小俣のカブ、すごく柔らかくて美味そうだ。上手だなあ」と何度もつぶやくから、有難すぎておすそ分けしたりして。

 

そんな中、「一粒漬けは昔、こんな切り方もしたんだぞ」と

椎茸みたいな飾り切り!確かに細い根っこは列になって生えてるし、可愛いし、なるほどっすね!

漬けないほうが断然可愛いんじゃね?と内心思いつつ、完成を想像して、それはそれでやっぱ可愛いわ、と思ったり。

 

 

漬け汁の割合は各家庭や企業で当然違っていて、黄金比なんていうのも出回ってはいるんだけど、

今日は山熊田大滝家の漬け塩梅を覚えるよ。(山熊田の95%が大滝家だけど)

カブの重量から、塩の分量を計算して漬けます。少しお水も。割合はヒ・ミ・ツ。

 

 

3~4日したら、水が上がってきました。

ほほほ、まだ白いところが白いね!

 

 

この後は、本漬けのおさらいです。

カブ40kg単位での分量で母ちゃんは覚えているから、

27.7kgで計算し直し、完了。

 

手が初恋じゃない感じで甘酸っぱい。

ううう、寒いな。さぶい。手を炙ろう。

 

 

でっきるっかなでっきるっかな、はてはてふむー。

 

 

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