毎年5月5日は、標高555mの山「日本国」の山開き!
勘の良いかたはもうお気づきかと思いますが、この日にちの理由は、そう!みなさんが覚えやすいから!!!
ロマンの里へゴーゴーGo!
実はこのイベント、
村をあげておもてなしをする日なのです。
手弁当でおもてなし。しかしそれがハイクオリティなんです。
竹とんぼタダであげちゃうとか、なんか、もう、優しさの塊でしかない!
この日のために仕込んだというお茶請けのお漬物だって、大盤振る舞い出血大サービスなのです。
売って欲しいという声、続出!激ウマ。でもサービスなので、あくまでもお茶のお供。
銘柄「日本国」、うまいんですよ。日本酒ですよ。
山菜だってほら!
ウルイに行者ニンニクにイラ(アイコ)にワラビに…、はわわわ~。
まだまだ、ロマンティックが止まらない!
まさかの贅沢!でっかい鍋いっぱいのゼンマイが!!!
ファンタスティーック☆
なんなんですか、この照り!!!色っぽいです。夢に出そう。
さらにさらに、桃源郷の温泉かなにかと見紛うような、
炊きたてご飯おにぎりが地平線。ああ、もう、ここに埋もれたい。
さらにさらにさらに!
ぎゃー!(←黄色い声がもう出ない)
あのくるみ味噌登場!?
うわーん、もう勘弁してください。
炭火で焼くとか、もうどうにでもして~!
蛇口をひねったかのようなヨダレ湧出、必至。気をつけましょう。
これがけんさ焼きの正体だ!
このけんさ焼き2個とゼンマイ煮と赤カブのお漬物が入って300円!価格破壊です。
おっと、ロマンロマンと言いながら、食欲に蝕まれ始めましたので、軌道修正。
この日本国の登山口でもある村上市小俣の集落の方々は、かなりユーモラスで、
何をするにもケタケタ笑い声が絶えない、ざっくばらんで明るい方ばっかりです。
って、え?おおおおー!!!
ブワハハハ! おもしろいじゃないっすかーっ!
仰々しいのに軽々しい!この日本国555mしかないっすよ!
このイベントを始めた34年前から、
こんな洒落っ気たっぷりでお客さんがたを楽しませようという心意気が素敵な小俣住民なんですが、
2年前、この「日本国征服」という言い回しっていうかシャレに対し突然批判を受けたそうです。
この遊び心、最高!って私は思うので、小俣の人たち、大好きです。
ちょっとちょっと、
かっこいいすね! …千古の謎を秘めし山!?
日本国太鼓。山北のみなさんが毎週練習しての披露!
ていうか、すごっ!!!なんだこのクオリティの高さ!
あれ? ここ、江戸??
お客さんも、どんどん集まって、
全身にビシバシくる、日本国サウンドのヴァイブレーション!!!
さらに、
とちもちとちもち!べったんべったん。
お隣では、くさもちくさもち! お父さん頑張って!!!
みんな、餅を包む手つきがプロ! 母ちゃんがた、すごい!!!
あっという間に完売!なにこの大人気っぷり、すごくない?!
築130年前後の家々が建ち並ぶ小俣宿、普段とは違ってたくさんの方々が訪れて大賑わいで、
感慨深くて、でも、嬉しくなっちゃってニヤニヤ。
うれしいなあー、
うれしいなあー!!!
しかし、本物ってすごいなあ。
底力、見た。