けんさ焼き、仕込みます。


けんさ焼きの仕込みをするのだそうで、お手伝いに参りました。
ええと、ええっと…、
「けんさ焼き」って、なんなんすか?
けんさ、を焼くの? ってか「けんさ」って何???

こんにちは、「けんさ」です。
そもそも…、


ざっと調べたら、
けんさ焼きとは、上杉謙信の兵士たちが戦の先でおにぎり焼こうとして、「ちょうど良いの俺ら持ってんじゃん!」と、腰の刀におにぎりぶっ刺して焼いてみた、的な感じで発祥した郷土料理のようです。


けんさ焼き=剣刺し焼き、かな。
武士殿、こんな感じで合ってます?

 

さてさて、ここ山北では「くるみ味噌」を塗って焼くタイプがメジャーです。
想像しただけでうまそうですよ、もう、絶対うまいっす!

しかし、山北はやばい、激ヤバです。

この胡桃、なんと山北の山から採ってきた山胡桃!

さらっとここに山盛りにありますけども、実はここまでするのは超めんどくさい!
1、実を拾って表皮を腐らせる。
2、沢や川で踏んだりもんだりして表皮を洗う。腐ってるから臭いらしいよ。
3、地道にフライパンなどで炒る。
4、わずかに裂け目ができたら、そこにペラペラの包丁などを差し込んで割る。
5、地道にほじくる。
何この手間?!

っていうのを経た胡桃が、何キロも袋に入ってドカッと大盤振る舞いだ!!!

惜しげも無くドバッとすり鉢に入り、

ごりごりごりごりごりごりごりごり。

味噌と砂糖と水も加えて、さらに擦る擦る擦りまくる。

ギュウィーン!!!

積んでるエンジン違うぜ!!!さすが山北の女衆!
この、よだれ全開確定のクリーミーなクルーミー(すみません、ダジャレを言いたかっただけです)

……。

このくるみ味噌をですね、
炭火側で、剣(竹製)に刺して焼いたおにぎりに塗って、さらに焼く!
絶対うまい~、あーあーあー。

食べてみたい方、なんと食べれますヤッホー!!!

5月5日の日本国登山の山開きの日では、集落中央の「ミニ小俣屋」で、
日本国登山口の前(小俣側)の茶屋「じろばた」では、5月から10月下旬までの毎週土日(7月、8月を除く)に、
この「けんさ焼き」が味わえます!!!

ぜひお楽しみ下さ~い。

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