春はどんぐり。


小俣の総代さんのお宅にお邪魔したときのこと。
スッとお出しいただいた小皿のお料理が、味も食感もヴィジュアルも初体験!超うまい!
「こ、これ、一体なんですかっ???」

「どんごえ、とか、どんぐりっていうのよー」

はてなー。
どんごえ?どんぐり?

お聞きすると、だんだん謎が解け始め、
ちょっと酸っぱくて、
ってことはスカンポのこと?
いやそれとは違って…、
と紐解き紐解き、
どうやら、イタドリのことらしいと判明。
そして山北では、スカンポはスイバのことを指すっぽい。
地方名、万歳!!!ややこしいわーい!(笑)
そして、これがどんぐりだ!

このお美しい有り様は、若いどんぐりをご近所のかたが採ってきて、丁寧に皮を剥いたからです。
「全部剥くのに4時間かかったよー」
と、こんなに手間をかけまして、
塩にどっさり漬けまして、
がっちり重石をのせまして、
あとは一年食べられる!しかも美味!
「どんぐり、採ってこようかなー」と言う私に、
「まだ秋でないぞ。なに言ってんだ?落っこちてねえろ」とツッコミが入りました。
この地元の人でさえ紛らわしくって間違って困るネーミング「どんぐり(どんごえ)」、
皆さんも春のうちに仕込んでみてはいかがでしょう。
ややこしいネーミング由来のチグハグおもしろコミュニケーションも是非おすすめでーす。
わはは。どんぐり。

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